現代ビジネス英語:英検1級リスニングにおススメの1冊

本日、管理人Hirokiが長年愛用している教材が届きました。

その名は、「現代ビジネス英語」!

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英検1級のリスニングTOEICリスニング満点ニュース英語の橋渡し

などにおススメの1冊です。

本日はこちらの教材について内容と使い方をご紹介します。

現代ビジネス英語とは

NHKラジオで30年以上人気を博した、

「実践ビジネス英語」

の後継となるムック本です。

講師の杉田氏はビジネスパーソンで、

多くの会社で役員を歴任されました。

そんな杉田氏がアメリカで実際にビジネスの現場

使われていたり、報道で頻出の表現や、

話題のトピックを会話形式で教材にしたのが、

「実践ビジネス英語」でした。

2021年におしまれつつ講座は終了しますが、

同年ムック本として復活したのが、今回ご紹介する

「現代ビジネス英語」です。

ですので内容は実践ビジネス英語の頃とくらべて

大きくは変わっていません。

現代ビジネス英語の構成

では詳細を見ていきましょう。

1冊が4Lessonに分かれていて、

そのLessonも5つのPartに分割されています。

1つのPartのページは見開きで左に英文、

右側に日本語訳というシンプルなつくりです。

次のページには表現の解説があります。

文法の説明は一切ありません。

4つPartが終ると復習があり、

1Lesson全ての英文の音声と、

表現の確認テストがあります。

また章末にはトピックに関する杉田氏の補足があります。

この内容で4Lesson分がカバーされるわけですね。

現代ビジネス英語の英語レベルと到達度

英検1級、TOEICリスニング満点、ニュース英語の前段階

が現代ビジネス英語の狙えるレベルです。

対象レベルは、

英検準1級のリスニングが高得点(80%以上)がとれたり、

TOEICはリスニング430点以上、

(リーディングも350点以上必要)

の方となります。

TOEIC700点台だと語彙がかなり苦しくなるでしょう。

リスニングは1つのPartで100秒程度、

1Lesson5つのPartをまとめると8分ほどあります。

WPM(音源の読まれるスピード)は150~190程度で、

英検1級よりかなり早いです(1級Part4除く)。

スピードはTOEICのほうが速い問題が多いですが、

長さと語彙・文法のレベルは現代ビジネス英語のほうが、

かなり高いですね。

語彙レベルは英検1級Part1レベルの語彙がたまに出てきます。

また実際のニュースでよく出る、

辞書に載っていないような新しい表現もよく使われますね。

1文の長さとしては単文も多いですが、2文以上がつながることも

よくあります。

文法項目は仮定法や関係詞の省略や

その他の項目が組み合わせて使われて

英検1級レベルの文章となっています。

まとめましょう。

語彙・文法は英検1級レベル。

スピードはほぼTOEICレベル。

音源の長さは資格試験で比べるものがないレベル。

この本の内容を耳だけで理解できれば、

資格試験では困ることはないでしょう。

私は現代ビジネス英語(当時は実践ビジネス英語)で

5Lesson分(40分)の音源をシャドーイングできるようにして、

TOEICのリスニングで満点を取ることができました。

英検1級のリスニング問題でも高得点(1問ミスくらい)

を取れるようになりました。

またニュースの英語でスピード面、長さの面で、

ストレスがなくなったのもこの教材が役に立ちました。

(ニュースの聞き取りには語彙も必要ですが)

またアメリカで最新かつ話題のトピックが多く、

内容・背景知識面でも英語力を伸ばすことができますよ。

なにせ元々はビジネスパーソンの「英語雑談力」を

伸ばすために作られた教材です。

英語でどんなことでも話せる

という背景知識力にも大きく役に立ちます。

この点でも英検1級とは相性がいいですね。

現代ビジネス英語の使い方

基本的にはリスニングトレーニングを適用するができます。

音源のみで聞いてから、語彙・表現を確認して、

耳のみで内容が100%理解できるようになったら、

各種の音読系トレーニングに進んでいきます。

かなり長いので、1つのPartの音源を半分づつ(40秒)

取り組むことも人によっては必要かもしれません。

ひとまずはオーバーラッピング

(英文見ながら音源と同時に声出し)を目標に、

学習が進んだ段階でシャドーイングに進み、

8分の音源でシャドーイングできることが最終目標です。

(ほとんどの人にとってすごく難しいですが、あくまで目標)

資格試験以上の英語に触れると、資格試験では余裕になります。

生の英語への架け橋として、

「現代ビジネス英語」超おススメです!

気になる方はNHKのサイトより音源が無料公開されてますので、

一度試してみてください!

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