TOEICとリスニングスコアの関係
昨日8月8日はTOEICの結果発表でしたね。
目標を達成された方も、
悔しい思いをされた方もいらっしゃると思います。
スコアに一喜一憂する気持ちは痛いほどわかります。
ただ、スコアから今後の学習を見直すことは
スコアと同じくらい大切です。
今回は特にリスニングスコアに焦点を当ててゆきます。
「すぐにリスニング重視の学習をするべき人」とは
まずは【リスニングスコア】ー【リーディングスコア】が、
50点以下の方はリスニング学習の比重を増やしましょう。
特にL=Rや、RがLより高い方は緊急性が高いです。
適切なリスニングトレーニングを2か月もすれは
100点UPのスコアもありえます。
次に950点以上のスコアがあり、
Lが満点でない方も同じです。
↑の2つのカテゴリーに当てはまる方は
「リスニングが苦手」だと自覚があるのではないでしょうか。
特にスコアが600点を超えている場合は、
お持ちの知識に知識に対して
「聞こえない感」が強いと推測します。
またリスニング学習が少ないことを
気づいている場合も多いと思います。
なぜこんなことが言えるかというと、
TOEICはリスニングのスコアが伸びやすいテストだからです。
なぜTOEICではリスニングのスコアが出やすいのか
実はTOEICでは毎回LのほうがRより平均スコアが高いんです。
詳しくは運営のIIBCのサイトをご参照ください。
回にもよりますが、大体Lのほうが平均点が
50~60点
高いスコアになっています。
これ理由はいくつかあると思いますが、
・Part2の25問が3択問題であること
・Rは途中で時間切れの人が多い
という2点が原因と考えています。
さらにL満点には4ミスでもOKなのに、
Rは1ミスでも満点を逃すことがある、
という謎の採点システムもあります。
つまりLとRが同じ正解数なら、
スコアはLのほうが高く出るわけですね。
こう考えるとL=Rのスコアになっている方は
かなり逸脱したスコアであることがお分かりになると思います。
同じくTOEIC950点以上でLが満点でない方は、
かなり取りこぼしがあるはずです。
リスニング学習をどう取り組むか
リスニング学習については当HPの該当ページをご参照ください。
またはYoutubeにも動画がありますので
ご参考ください。
ポイントは2つです。
・耳だけで100%聞ける状態にする
・苦手な箇所は音読系トレーニングで克服
使う教材の目安としては、
L200点以下 単語系教材の音声
L300点以下 公式問題集のPart1/2
L450点以下 公式問題集のPart3/4
L満点目標 現代ビジネス英語
まとめ
TOEICはリスニングのほうがスコアが出やすくなっています。
実際L450点を超えていても
「いまいちよく聞けていない」
状態だったりします。
でも4択だからスコアはとれるんですよね。
そんなTOEICでLのスコアがRより高くない方は
「リスニングが弱点」
と言えます。
実は私自身が長らくこの状態でした(汗)
その状態からトレーニングをしたら
しばらくするとはっきり英語の音が聞こえ始めました!
試験のスコアは学習を見つめなおすいい機会です。
↑でご紹介した条件に当てはまる方は
どうぞご参考頂いて今後の学習にお役立てください。