英検準2級以上のライティングに使える表現

いよいよ2023年第2回の英検一次試験が近づいてきましたね。準会場だと29日の日程が最速のようです。最も受験者の多い、本会場日程も10/8と2週間後に迫りました。そこで今回の記事は直前期に確認したいライティングの定番表現についてご紹介します。特にライティングに不安の残る方向けです。3級は形式が異なるので別に紹介しています(→3級はこちら)

なぜ直前期にライティングか

配点が問題数に対して高いからです。つまり1題あたりの対策でスコアに大きな影響があります。また比較的短時間でスコアが上がりやすい構成にもなっていることも理由です。語彙対策も効果が高いですがこちらは動画にしているのでご興味あればそちらをご参考ください。

ライティングで役立つ表現①

表現①は語数を安定させる表現です。ある程度語数が見込める表現をいつでも使えるようにすると、

語数を気にせずに内容に集中できる

時間に余裕が生まれる

という2つのメリットがあります。

では実際に2級のライティング課題を使ってご紹介します。(英検HPより)

2023年第1回2級トピック

Many buildings collect rainwater and use it in various ways, such as giving water to plants.Do you think that such buildings will become more common in the future.

・エッセイ冒頭に使える表現

まずは質問に答えます。質問文から表現を再利用しましょう。

I think that that type of buildings wil become more common in the future. (14語)

言い換えが思いつかなければトピック文からそのまま使っても大丈夫です。

・本文への橋渡しの文

I have two(three) reasons to support my idea. (8語) 

・本文で使える表現

第1段落冒頭 First of all, (3語)

第2段落冒頭 In addtion (to the frist reason), (2/6語)

・結論文で使える表現

本文からの橋渡しとして、

For those reasons I mentioned(explained) above,(5語) I think that buildings which use rainwater in various ways will increase in the future.(15語)

言い換えが思いつかなければそのままトピック文から表現を使っても大丈夫です。十分に合格点は目指せます。

これで47語ですね(in additionの2語計算)。英検ライティングの語数の目安は以下の表のとおりです。

英検級語数
3級25
準2級50
2級80
準1級120
1級200
英検各級のライティング語数

47語書けると英検準1級まではかなり余裕が生まれます。私は英検準2級を目指す方でも英検2級のライティングを見据えて指導をします。英検2級のライティングで高得点が取れると準1級につながるからです。

ライティングに役立つ表現②

どの級でも使えますが、↓にいくほど幅広い表現を使うイメージです。

・準2級

for example/接続詞because/助動詞can/don’t have to

・2級

接続詞so/if/when/助動詞should

準1級

その他の接続詞/関係詞

例や理由を挙げることで本文の流れが明確になり、自動的に語数も増えていきます。

もちろんその他重要な表現はありますが、あくまで直前期に最低使えるようになりたいものを選定しています。

まとめ

今回は直前期に見直したいライティング表現をご紹介しました。残り少ない時間ですが、ライティング学習に不安がある方にはお役立てると思います。このページを開きながら意識的に10回程度英検トピックで実際に書いてみましょう。本番では意識せずに使えるようになる表現がかならずあります。

学習に優先順位を立てて、取り組むご参考になれば幸いです。

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