2回連続TOEIC満点のために取り組んだこと

2023年9月第332回TOEICで990点満点を取得し、8月に続き2回連続での満点達成となりました。今回は今年4回連続で満点を逃した後にTOEIC満点に返り咲いた学習についてご紹介します。

満点のために取り組む内容の分析

資格試験で高得点をとるには「英語力」「資格対策力」の2つが影響するとよくいわれます。TOEICも同じで「TOEIC力」(!)という言葉もあります。つまりTOEICという資格試験において「英語力」をしっかり発揮できる力ですね。自己分析をして、私はこのTOEIC力の不足でTOEIC満点を逃していると考えました。理由は3つあります。

・すでに新形式で満点を複数回取得済

・英検1級を面接以外無対策ながらCSE3000超えで合格

・ニュース、雑誌、ドラマで100%近い理解

そのため「英語力」はTOEIC990点満点のハードルではないと考えました。一方受験回数はあまり多くなく、新形式では去年まで通算6回、公式問題集や模試のやりこみもしたことがありませんでした。

そこでTOEIC力を高めることが満点につながると考え、本番形式の問題集に取り組むことにしました。その際リスニングは2019年以降満点を継続しているので、満点の障害になっているリーディングパートのみ取り組むことにしました。取り組んだのは以下の模試です。

実践問題RC1

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韓国で今年6月発売の最新の公式問題集ですね。実際にTOEICを作成しているETS社の問題集です。問題が最新のレベルに最も近いと考えて選びました。解説が日本語ではないのでかなり人を選ぶ点は要注意です。10月に日本でも最新の公式問題集が発売されるので、ほとんどの人にはそちらが使いやすいと思います。

韓国問題集レビューは→こちらTOEIC最新問題集TOEIC最新公式問題集のレビュー!韓国版TOEIC公式問題集のレビュー②

こちらの問題集はリーディングのみでTESTが10本収録されています。つまり1000問ですね。こちらを時間を測って7月のTOEICテスト前から8月のTOEICテストまでTEST10本×2周を取り組みました。

結果7月は985点、8月はリーディング全問正解で990点満点という結果が出ました。また9月のテスト前にも3周目のTEST1とTEST2を直前に回答して、結果は2回連続のTOEIC満点(Rも2回連続全問正解)となりました。

TOEIC力とは

20回(+2回)のTOEIC模試演習をする中である仮説が生まれました。そして8月のTOEICではその仮説を検証しながら受験をしました。その仮説は以下の内容です。

「TOEIC力とは問題製作者の意図を感じる力である」

意識的であったり、無意識でされている方もいると思います。韓国模試の2周目の途中くらいからこの感覚が出てきて、8月のTOEICではPart7を解きながら「ここの箇所は後で質問されるかも」「この後展開が変わって質問されるかも」「このキーワードは言い換えられて質問されるかも」とレーダーが反応するような感覚でした!この感覚は9月のTOEICテストでも同様で、読みながらも内容が頭に残りやすかったです。

Part5に関してはまだこの感覚はないのですが、Part6でも前後のつながりの見え方が変わったような感覚があります。

今後もこの感覚が継続するのか、TOEIC受験をしながらみていきたいとおもいます。

注意点

今回はTOEIC満点に向けて「TOEIC力」について考えてみました。逆にすでにたくさん問題演習をしていて↑の感覚があるのであれば根本的な「英語力」を意識するといいのでは、と思います。

注意点は「満点を目指すのは珍しい状況」ということですね。

実際にはTOEIC満点を必要と考える方は私のような英語講師(やインフルエンサー)の方がほとんどでは、と考えます。970点を超えたスコアが安定的に出るあたりから「英語力(特に使う力)」はスコアでは見分けがつかないという実感があります。もちろん目指す目指さないは個人の自由ではあります。

また↑の韓国模試を人に頼らず使う場合は満点を目指す方にほぼ限られると考えています。解説がないのでリーディングで450点以下の方はかなり非効率になると考えます。解答のみから根拠まで特定できる力とほとんどの知らない語彙がないことが使用の前提ですね。もちろん指導者がいれば話は別になります。

まとめ

以上、TOEIC満点に向けた分析と対策について管理人Hirokiの実体験をご紹介しました。満点はともかく、資格試験ではその試験を知ることでお持ちの英語力を発揮しやすくなります。特に直前期には必ず試験形式に慣れて、これまで高めた英語力がしっかり評価されるように準備をすることは大切ですね。

一方で普段の学習は地道に英語力を高めていくことが結局は近道になるというのが私の考えです。優劣はないので、必要に応じて時間配分をされて学習を効率化しましょう。

ご参考になれば幸いです。

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