英語学習のハードルをさげる:興味編

興味のあることに英語で取り組む

外国語学習には多くの「理解可能なインプット」が必要とされています。

インプットとは「外国語で話された/書かれた」内容のことですね。

またインプットは「理解可能でないと学習効果はない」

というのも定番の考え方とされています。

理解可能するにはいくつもの方法があって、

「教えてもらう」

「文字を見る」

「単語・文法を調べる」

「時間をかけてゆっくり考える」

「何度も繰り返し聞く/読む」

のように何かしらの助けを使うこともOKです。

こういったインプットの助けのなかで私が一番おススメなのが、

背景知識を使う

という方法です。

例えばスマホを始めてみる人に長々と説明するより、

「持ち運びできる小さいパソコンのようなもの」

といったほうがわかりやすいですよね?

これはパソコンというすでに持っている知識を、

スマホにあてはめることで、理解がしやすくなるんです。

英語も同じで、自分の知っていることであれば、

知らない単語や表現も背景知識をガイドにして理解をすることが可能です。

興味のあることを英語で取り組む例

野球経験者が英語でメジャーリーグの試合を見て、

a walkという表現を聞いたとします。

映像の助けもありますが、野球のルールを知っている人は、

状況から「四球」だと推測を容易にするでしょう。

このように理解を助ける背景知識は最大限活用したいですし、

何より、自分のよく知っていること、

好きなことに英語で触れることは楽しいです。

それは仕事に関することでも、趣味に関することでもいいでしょう。

好きなミュージシャンやアスリートの、

英語インタビューなども使えます。

Wikipediaを英語で読むこともできますね。

昔話や過去に読んだことのある小説や漫画の英語版も活用できます。

好きな小説の日本語訳を読む、映画版を見る、原書を読んでみる、

のように組み合わせてもいいですね。

ちなみに私は学生時代に競馬が好きだったので、

英語の馬名を調べたりしていました。

とある年のケンタッキーダービーでElectrocutionistという馬が出走していました。

この馬名の由来は一生忘れません。

electro 電気 

execute 処刑する

ist 人

の組み合わせで「電気椅子の死刑執行人」という意味です(笑)

興味が学習を引っ張ってくれるので、

背景知識を活用した学習は超おススメです!!

背景知識と外国語

あともう一つ。

逆に言うと背景知識のない内容は理解がすごく難しくなるんです。

おそらく英語学習でほとんど強調されないことですが、

英語の力は、英語そのものだけでなく、

母国語でどれだけ背景知識があるか」にも左右されます。

色んなことを幅広く知っている人、は当然外国語でも

色んなことを理解しやすいですし、話しやすいです。

通訳の方では日本語のニュースと英語のニュースは

同じくらいの量をインプットする、と聞いたことがあります。

多読・多聴でインプットすると、意識しないうちに背景知識が増えます。

資格試験の学習も同様ですね。

多読、多聴に加えて資格学習をしている方の英語力が伸びる理由は

そこにもあるのかもしれませんね。

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