「単語とか覚えられへんねんけど」

めっちゃわかります(笑) 覚えられないの普通だと思います!

どうしたら単語を覚えた状態を維持できるか

話は変わりますがレストランの常連になる方法って知っていますか?

営業時代に食べ歩いていたときは各県にいきつけがあり、

出張なのに「常連」になっていました。

よくいろんなサービスをしてもらっていい思い出です。

出張は大体2か月に一回のペースでしたが、

どうやって常連になったと思いますか。

実は常連になりたい店は2晩連続でいってたんです。2日目はどのお店でも覚えてくれます。

単語も同じで短期間で出会う回数を増やしましょう。

そのうちにマスター(単語)のほうから「いつもありがとうございます」と言ってくれますよ。

さらに通い続けると「うちのおススメこれ(仲のいい単語)なんです」と話しかけてきます。

そしていつしか町で偶然あったときに(会話や映画)「まいど」と言ってくれます。

まずは出会いの回数を増やすことを最優先にしましょう。

記憶のメカニズムとして忘却曲線というものがありまして、簡単にまとめますと

「ほっといたら忘れる」

「忘れないように反復して思い出す」

「忘れる前に思い出せれば記憶に残る」

「1か月たっても覚えたものはなかなか忘れない」

となります。

そう、人は忘れる生き物です。忘れないとつらいから。。。

他にも刺激が多いほど覚えやすい(音、文字、画像)、

文脈があると覚えやすい(例文、文章、英作文)など

単語学習にはいろいろな研究があります。

特に自作例文を作るとアウトプット効果でスピーキングにも効果あるとされています。

どうやって単語学習をするか

自分で単語を忘れるタイミングを管理することは不可能ですよね。

単語帳に印をつけて、、スケジュール管理して、、

考えるだけで萎えます。

でも実はそれをすべて管理してくれるアプリがあるんです!

その名もANKI!まんま暗記用のアプリです。

何がすごいって忘却曲線に従って忘れそうな頃に単語の意味を勝手に確認してくれるんです。

そして覚えている単語は次の確認まで期間を置いて、忘れている単語は翌日にでてきます。

単語テスト形式で意味をチェックするんですが、

これは「テスト効果」で単語の定着に大変効果があります。

単語は登録すれば自動で音声が作成されるので、複数の刺激でさらに記憶が強化されます。

また必要に応じて画像や例文も追加できるので、

どうしても覚えられない表現は画像や自作例文を追加すれば、

さらに記憶が促進されます。

至れり尽くせりの学習アプリ「ANKI」で単調になりがちな単語学習を制したら

英語上達の階段を上がることは約束されたようなものです。

ANKIの使い方

具体的な使用法は下記をご参考ください。

1.覚えたいレベルの単語帳を選定する

2.英語、日本語、例文をANKIに登録する

3.2週間で500語を基準にANKIで反復をする。

このペースで取り組むと1か月で1000語/3か月で3000語の習得が可能になります。

もちろん使える時間で調整をするといいと思いますが、

例えば片道30分の通勤時間を使えば十分に可能な量です。

知らない単語がない文章というのは、

霧のない視界電気をつけた夜の部屋満開の星空のように英文の理解度が上がります。

注意点としては必ず音も学ぶことです。

そうでなければ英語を聞いたときに暗闇に舞い戻りすることになりますから。。。

またANKIには共有デッキなる、単語登録を省略する機能があります。

こちらは詳しくはググって頂くといいでしょう。

さらに効果的な語彙学習

覚える作業はANKIで最大効率化ができるとお伝えしました。

さらに覚えた知識を「無意識に定着させる」には多くの文脈で触れることが大切です。

そう多読・多聴の出番ですね。

多読多聴で学んだ単語に何度も触れることで「使われ方」に気づきが生まれます。

また単語学習の時にも「見たことある!」と知識が分厚くなっていきます。

学習の最初期から多読多聴(特に多聴!)を取り入れるといいでしょう。

おすすめはNHKの「Enjoy Simple English」というラジオ講座です。

やさしい単語と文法で幅広い話題の英文を聞くことができます。

まずは聞いて、次に読むことで文字や単語の使われ方に気づきを与えてくれます。

他にも目標とする試験問題もおすすめです。

まずは1つ下のレベルから始めることでハードルを下げることが出来ます。

多読・多聴の際は8割程度内容が理解できれば十分です。

量に触れることで質は後からついてきます。

それよりもまずは英語で内容を理解する楽しみに触れることが優先です。