英検の形式変更の速報!!
英検協会より、来年度の英検から新形式導入の発表がありました。
特にライティングで大きな変更点があります。
この記事では変更(予定)内容について詳しくみていきます。
どの部分がどんな形式にかわるの?
今回はライティングのあるすべての級で変更があります。
つまり英検3級以上は全て変更の対象です。
これらの級ではライティングが従来の1題→2題に変更になります。
また英検準1級のみ、面接試験に少しの変更があります。
もう少し詳しく見てみましょう。
下記が変更内容の一覧です。

(英検協会の発表より)
英検3級と英検準2級ではE-mailへの返答の問題が追加される予定です。
英検2級以上では課題文の要約問題が追加されます。
これらの追加でライティングの時間配分が増えるので、
リーディング問題を減らしたり、試験時間を長くして調整するようです。
英検準1級の面接では最後のQ&Aの質問に1文の文脈を追加するようです。
ここは大きな変更ではありませんね。
2級のライティングと面接で同じような問題があります。
より文脈に即した回答を求める、ということでしょう。
具体的にはどんな問題が出るの?
英検2級以上の要約課題文のサンプルは↑のHPをご覧ください。
ここでは要約で求められる内容をみていきます。
| 級 | 課題文の長さ | 要約文の長さ |
| 英検1級 | 310語 | 90-110語 |
| 英検準1級 | 190語 | 60-70語 |
| 英検2級 | 140語 | 45ー55語 |
ざっくり1/3に要約するイメージですね。
次に英検3級と英検準2級のE-mail返答問題を見ていきましょう。

(英検協会より)
まずは英検準2級の問題です。
下線の単語a robot petについて2つの質問をして、
さらに本文中の質問、Do you think that robot pets will improve in the puture?
に答えます。
単語数は40~50語です。
質問文2つで15語と考えると、
回答には意見+理由で25語ほど書くイメージですね。
ここでは疑問文を自分でも言える力が必要です。
意見を言う問題は面接試験の最後の問題に似ています。
続いて英検3級の問題を見てみましょう。

E-mail内の2つの質問に15~25語で回答する形式です。
受験者のレベル的に回答だけだと少し語数が足りないかもしれません。
具体的な内容を1文だけ創作すると良さそうですね。
例えばI had a lot of spicy food.など。
英検3級と英検準2級はライティングの量がほぼ倍増なので、
受験生はしっかりと準備したいですね。
今回の変更の理由は
英検協会によると「新学習指導要領に対応するため」とのことです。
英検はこれまで文科省の「学習指導要領」に準拠して問題を作成してきました。
しかしながら2021年に完全移行した新学習指導要領には
まだ対応していませんでした。
新指導要領では与えられた情報から、
推測して適した結論を出す思考力などが求められていて、
これが今回の英検新形式に反映されています。
また新学習指導要領ではこれまでの
リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング
の枠組みから、「やりとり」を加えた5領域の
英語力を高めることが明示されました。
この背景にはヨーロッパの外国語能力基準である
CEFRの分類があります。
英検はCEFRに準拠しているとされていますが、
実際にはこの「やりとり」の問題はありませんでした。
同じ総合英語テストとして国際的に最も使われる
IELTSやTOEFLはすでにこのような観点から
ライティング問題を設けており、
英検はようやく世界基準に追いついた印象です。
例えばエッセイの他に、
IELTSではグラフの読み取りライティング問題、
TOEFLではリーディング+リスニングの要約問題があります。
2技能ではありますが、共通テストは
新学習指導要領に即して思考力を問う問題が出題されています。
新指導要領ではほかにも仮定法と完了進行形が中学校に
移行していて、おそらく来年の新形式では3級に登場するでしょう。
まとめ
2024年から英検は新形式を導入します。
新学習指導要領に対応するための変更として、
より場面に応じた問題や、複数の技能を同時に使う問題を追加します。
特にライティングで大きな変更が予定されています。
英検3級と英検準2級ではE-mailの返答問題が追加されます。
英検2級以上では課題文の要約問題が追加されます。
2016年の改定以降、ライティングで1題のみで配点の25%と
大変アンバランスな状態でした。
またリーディングの問題は語彙に偏っていました。
来年の変更は英語力を正しく測定するために
非常によい改善だと思います。
合格はもちろんしたいですが、
新しくなる英検を活用して、英語力の上達を加速させましょう!


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